納得できる求人に出会えるまで諦めないで良かった。じっくり考え自己分析力も身に付きました。
Mさん / 41歳 / 女性 / 埼玉県
転職前:事務(派遣社員)/年収180万円
転職後:鍼灸師/年収240万円
転職成功
-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
事務所内で音響機器の納品書や書類を整理する仕事でした。他事業所や外部からの電話対応もしていました。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
他職種への転職を目指し、その間に契約社員として雇用されていました。おおよその転職時期も伝えてあり、ちょうどそのタイミングでの退職を受け入れてもらえました。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
すべての業務にやりがいを感じていました。派遣という立場から、その環境で人の中心に立つことはありません。しかし元々が誰かのフォローをするような仕事が好きであったため、社員の方々が仕事に専念できるように早めに入力作業を済ませたり、電話が鳴ったらすぐに出るようにしたりを心がけていました。
-転職活動はどのように行いましたか?
学校の就職課やハローワークを利用していました。何度も足を運び、積極的に担当者に相談をしました。見慣れてしまった求人票もあり、見終わると「また今日も見つからなかった」と落ち込むこともありました。それでも根気強く通い続けて、ついに「これだ」と思う求人を見つけることができました。担当者を介して面接日程が決まったときには「頑張ってきてね」と言ってもらいました。自分にとって良い求人に出会えずにいたときは今振り返っても苦しい時期でしたが、それでもそのときに出会った人やその後に出会った仲間のことを考えるとあの時諦めなくて良かったと思います。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
未経験者でも応募可だったことが魅力的でした。やはり経験者を優遇するコメントが他の求人で多く見られました。実際に入社してみても教えてくれることもたくさんありましたが、周囲が私に対して経験者と同等の接し方をしてくれて、その分自分も頑張ろうと思えました。また問い合わせ・面接・合否の連絡がとても早く、就職するにあたり必要な書類などもしっかりしていて、信用できる企業だと感じました。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
利用者の主訴や前回からの体調の変化などを聞き、施術をしていきます。1名に対して30分前後で全てを済ませることから慌ただしいですが、毎回感謝の気持ちを言ってくださる利用者もいて、とてもやりがいを感じました。また施術に入っていない時間もあるため、そういうときにその日の施術記録を書いていました。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
研修期間には施術以外に座学も多く驚きました。またメールの書き方や挨拶の仕方などの注意点を教わりました。施術をどんどんやるというイメージだったため、その点は驚きました。しかし実際に現場に出てみると利用者以外の人と接することも多かったため、その研修がとても役に立ったと感じます。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
施術で症状の改善が見られない、それを相手からも言われるときはとても辛かったです。自分が担当ではなかったら良くなっているのかなと思ったり、相手に責められているように感じたりして、考えれば考えるほど落ち込んでいきました。症状を改善するためにはもちろん施術の練習を重ねて、仲間からもアドバイスをもらいました。またそれ以外にも大事に思ったことは、利用者の話をよく聞くことです。話すことで相手がすっきりする場合もありますし、その会話の中から日常生活のアドバイスを提供し、意外にも「教えてもらったあの体操をやってみたら結構腰の痛みがらくになったよ」と後日言ってもらえることもありました。
-仕事の中でやりがいを感じた(ている)部分はどこですか?
利用者から感謝の言葉をかけられたときに、この仕事をしていて良かったと感じました。症状の改善や近況報告を聞けるととても嬉しくなります。いつもは「痛い」「疲れた」と言っていても「久しぶりに買い物に行ってきた」などの話を聞けると、出かける気力が出たり痛みを感じにくくなったりしていたのだなと安心します。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
成功
-なぜそのように感じましたか?
技術だけでなく、社会人としてのマナーも学べたと思います。利用者は年上ということがほとんどで、そういう方々と会話をする際、いつでも敬う気持ちを忘れずに接することで信頼を得られることもあります。これは研修や上司との関わりで自然と身についたと思います。
また同僚とは仕事で助け合ったり理解しあえたりと良い人間関係を築けたと感じています。
また同僚とは仕事で助け合ったり理解しあえたりと良い人間関係を築けたと感じています。
-この仕事の個人的な楽しみ方があれば教えてください。
日々多くの利用者と接する仕事です。そのため、効率よく動かないと自分も混乱していってしまいます。ただペースがつかめれば施術も利用者との会話も同時にできてとても楽しく感じます。
ちょっとした話題で利用者と急に意気投合することがあり、そういうときはついつい時間を忘れてしまいます。「次会ったときにはどんなことを話そうかな」といつの間にか考えているときもあります。どんなときも相手を敬う気持ちを忘れないことを前提に、施術もして会話もして、あっという間に1日が過ぎていきます。
ちょっとした話題で利用者と急に意気投合することがあり、そういうときはついつい時間を忘れてしまいます。「次会ったときにはどんなことを話そうかな」といつの間にか考えているときもあります。どんなときも相手を敬う気持ちを忘れないことを前提に、施術もして会話もして、あっという間に1日が過ぎていきます。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
自分が納得できる求人に出会えるまで諦めないで良かったと思いました。もちろん就職活動中は焦りもありました。その分、給与・勤務時間・休暇・勤務地などで自分が大切にしているものはなにか、どれだったら妥協できるのかじっくり考えて自己分析力も身に付いた気がします。
ただほぼ自己流での就職活動だったため、振り返ってみればもっと友人の体験談を聞いたり、転職サイトを観たりしていたらまた違う出会いもあったかもしれないなと思います。今は色々なかたちで求人を探すことができます。自分が大切なものさえわかっていれば多くの手段で多くの求人を見ても気持ちがぶれずに、より良い出会いがあるのではないでしょうか。
ただほぼ自己流での就職活動だったため、振り返ってみればもっと友人の体験談を聞いたり、転職サイトを観たりしていたらまた違う出会いもあったかもしれないなと思います。今は色々なかたちで求人を探すことができます。自分が大切なものさえわかっていれば多くの手段で多くの求人を見ても気持ちがぶれずに、より良い出会いがあるのではないでしょうか。